約 3,044,924 件
https://w.atwiki.jp/redigitize/pages/54.html
データ 必殺技 スキル 進化進化条件 進化前後 その他 データ 世代 成熟期 形態 ワクチン 属性 - 性質 火炎・大気 寝起き - [[トレーニング]]適正 - 好物 - 必殺技 名称 メテオウィング 威力 500 性質 - 射程 ・ 効果 - スキル 進化 進化条件 MP800 賢さ80 素早さ80以上 体重20以上 育成ミス3以上 戦闘勝利15以下 スキル数35以上 うち3つ 進化前後 進化元 ギルモン ララモン ピヨモン キャンドモン 進化先 メガドラモン ガルダモン アトラーカブテリモン その他
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/169.html
前回のあらすじ ゴールドブイドラモンの圧倒的な強さで、ブラックメガログラウモンをギルモンまで退化させ、とどめをさそうとしたところで、なんと、少し前にウッドタウンを襲ったソウエンが現れた。ソウエンを連れてきたデジモンは、少年とギルモンを回収するなり撤収。とどめをさせなかったもののとりあえず戦いは終わったのだった。そして、信一達はパルモンが『賢者』だったことに驚きながらも、案内された部屋で眠りについたのだった。 第三十話 理由と意味 愛は夢を見ていた。 白馬に乗ってやってきた王子が、愛をお姫様抱っこして森の中を歩いていくという、小学三年生が見るにしては恥ずかしく、かつ、わけのわからない夢である。 しばらく歩くと王子は立ち止まり、森の中に忽然と現れたイスに愛を座らせると、王子は微笑みながらひたすら「アイちゃん」と呼ぶ。その口調は徐々に強くなり、ついには怒鳴り声になって、その時愛はやっと、本当に耳元で誰かが自分の名前を呼んでいることに気づいた。 そのとたん、わけのわからない夢の世界は消え、代わりに、さらにわけのわからない現実が現れた。ゴツモンに案内された部屋のベッドで寝ていたはずなのに、いつの間にか真っ暗な部屋のイスと思われる物に座っているのだ。 「やれやれ。やっと起きたみたいだね」 また耳元で声がし、慌ててそちらを向くが、暗闇でなにもわからない。 「ちょっ、ちょっと、なにがどうなってるのよ!」 混乱し、立ち上がろうとする愛を、誰かの手が押しとどめる。その手は服の上からでも感じられるほど温かく、なぜだか安心できた。 「アイちゃんにちょっと尋ねたいことがあるんだ」 なぜ自分の名前を知っているのか、ここはどこなのか、一体相手は誰なのか。疑問も不安も山ほどあったが、それらは、まだ自分の肩に乗っている温かい手に吸い取られるようにして消えていった。 「アイちゃんはどうして戦っているんだい?」 「……ルーチェモンがこの世界を破壊している悪い奴だから」 「そうか……。でもさ、破壊ってそんなにいけないことかな?」 「え?」 思いもよらない質問に一瞬言葉につまるが、やっぱり破壊はいけないことだ、と思い直し、再び口を開く。しかしそれを遮るように相手が話し始めた。 「破壊と創造は表裏一体だと僕は思うよ。新しい建物を建てるときだって、古いほうは壊すだろう。ルーチェモンも古きなにかを壊そうとしているんじゃないかな?そして、それは今のデジタルワールドに必要なことかもしれない」 「でもっ……」 愛はその後の言葉が続かなかった。相手の話になんとなく納得できてしまったこともあるし、なにより、今まで戦ってきた理由が簡単に崩されてしまいそうな気がしたからである。 「アイちゃん」 ふと、愛は、この声は聞き覚えがある、と思った。 「じっくり考えてごらん。自らの戦いの意味を。ルーチェモンがこの世界を破壊している理由を」 それを聞き終わるか終わらないかのうちに、愛の鼻になにかが押し付けられた。それは、甘ったるい匂いを放っており、それを嗅いでるうちに、愛の意識がだんだんとぼんやりしてきた。 「おっと、言い忘れていたけどこれは夢……」 こうして、愛は再び眠りについた。 「パルモン様、結界システムの修復、終わりました。ブリンプモンもほぼ回復して、今離陸したところです」 「ご苦労様。もう休んでいいってみんなに伝えて」 「かしこまりました」 疲れきった顔のゴツモンが出て行くなり、パルモンはため息をつき、持っていたティーカップをテーブルに置いた。 信一達が眠った後の艇内はてんてこ舞いだった。ブリンプモンは体のあちこちに穴をあけられてデリート寸前、結界システムは当然のことながら壊れていたし、ガードロモンがデジタマに戻ったから人手が足りなかったし……。 とはいえ、それらの面倒ごとを片付けていたのはゴツモンやプチメラモン達であり、パルモンは自室でお茶を飲んでいたのである。しかし、パルモンにはパルモンなりに少々落ち込んでいたのだ。 「なんでお茶を飲んでいるときに限って敵がやってくるのかしらね……」 パルモンの恨みがましい視線の先には、ハンカチにのせられた、粉々になったティーカップの破片があった。ブラックメガログラウモンとの戦いの中で壊れてしまったようだ。 「エリーからもらったカップ壊れちゃった……」 もう一度パルモンがため息をつくと同時にドアがノックされた。 「どうぞ」 過去の思い出に浸っているパルモンは生返事で相手を中に入れてしまう。そして、訪問者のほうに顔を向けると、思わぬ顔見知りの登場にパルモンは驚きに目を見開いた。 「マイケル……!」 部屋の入り口に立っていたのは、一時期信一達とともに行動していたあのマイケルだった。 相変わらず、なにを考えているのかわからない薄茶の瞳は楽しげに光っているし、肩にはパートナーであるピコデビモンを乗せている。そして、今日はなんと、肩にぐっすり眠った愛を抱いている。それに気づいたパルモンはさらに目を丸くした。が、すぐに平静さを取り戻すと、 「しばらくなにをやっているかわからなかったあなたが、愛ちゃん担いで私のところに来るなんて、まさか、あなたまで愛ちゃんを人質にして私に『秘伝書』を出せって迫る気?」 と言って、マイケルを見据える。 するとマイケルはにこりと笑った。 「さすが、デジタルワールドの賢者、話が早いや。そういうわけだから、早いところ『秘伝書』を出してくれないかな?」 「ルーチェモンの味方についたのね」 パルモンの声は、なにかを押し殺したものがあった。それは、敵の戦力が増えたことに対する焦りなのか、味方と思っていた者に裏切られた悲しみなのかわからないが。 「僕は言ったはずだよ。『ルーチェモンを見極めてくる』って。さ、無駄話をしている時間はないんだ。さっさと『秘伝書』を出してくれないと、アイちゃんの命はないよ」 マイケルが言い終わるか終わらないかのうちにピコデビモンが愛の首に牙を突き立てた。 突然、パルモンが笑い出した。楽しくてしょうがないというより、人を小馬鹿にするような笑い方だ。 「残念ながら、『秘伝書』は本ってわけじゃないのよ。『秘伝書』っていうのはあくまで通り名。本当の名は『テスタメント・チップ』。私のデジコアに埋め込まれているわ。さあ、場所は教えたわよ。取れるものなら取ってみなさい」 「じゃあ、取らせてもらおうじゃないか」 予想外の反応にパルモンがぽかんとしている間にマイケルは愛を降ろすと、D-ウィッシを取り出し、ピコデビモンに向けた。D-ウィッシから闇が広がりピコデビモンに集まる。 「ピコデビモン進化――デビモン」 ぼろぼろの黒い翼を生やした墜天使を見た途端、パルモンの顔が青ざめた。 「デスクロウ」 「ポイズンアイビー!」 パルモンは普段は指として使っている手のツタを伸ばし、迫り来るデビモンの腕を払いのけようとするが、簡単に弾かれ、デビモンの腕は易々とパルモンの胸に突き刺さった。 パルモンはデジコアを直に触られる痛みに意識が遠のきそうになる中、自分の判断を悔いていた。ピコデビモンが進化すればデビモンになる可能性が高いのに……、デビモンのデスクロウはデジコアをわしづかみすることができる技なのに……、『テスタメント・チップ』がやつらの手に渡っちゃう……。 ふと、痛みが楽になった気がして、しっかり目を開き、周りを見てみると、デビモンはすでにピコデビモンに退化しており、マイケルの手には、フロッピーディスクのようなものがあるし、愛は、ぐっすりと眠ったまま床に横たわっている。そして、最後に、パルモンは自分がまだ生きていることに気づいた。 「何で……?」 部屋を出て、ドアを閉めようとしていたマイケルがパルモンの呟きに気づき、静かに言った。 「君は、デジタルワールドを破壊しているルーチェモンを倒すことでこの世界を救おうとしている。けど、この問題の根はそんな浅いところにあるんじゃない……。パルモンにも賢者としてもっと深くこの問題を見つめて欲しいと思った。だから、デジコアは残してあげたんだ」 そして、最後に付け足すように「アイちゃんをよろしく」と言うと、小悪魔を連れた少年は、ドアを閉めたのだった。 つづく
https://w.atwiki.jp/redigitize/pages/43.html
データ 必殺技 スキル 進化進化条件 進化前後 その他 データ 世代 完全体 形態 - 属性 ワクチン 性質 機械 寝起き 07 00~23 00 [[トレーニング]]適正 - 好物 - 必殺技 名称 スパイラルソード 威力 - 性質 - 射程 - 効果 - スキル 進化 進化条件 HP2500 防御300 賢さ300以上 体重40以上 育成ミス5以下 しつけ80以上 スキル数30以上 うち5つ 進化前後 進化元 グレイモン ガードロモン ジオグレイモン 進化先 メタルエテモン その他
https://w.atwiki.jp/redigitize/pages/76.html
データ 必殺技 スキル 進化進化条件 進化前後 その他 データ 世代 完全体 形態 - 属性 ウィルス 性質 闇・大気・格闘 寝起き 19 00~12 00 [[トレーニング]]適正 バランス 好物 ものしり草の実 必殺技 名称 ナイトレイド 威力 510 性質 闇 射程 - 効果 - スキル 大気1、4~5 格闘3~5、7 光闇1、3、5 進化 進化条件 HP2500 攻撃200 素早さ250 賢さ300 体重30以上 育成ミス5以上 スキル数40以上 しつけ60以下 内5つ 進化前後 進化元 メラモン デビモン エンジェモン(進化表には進化元として表示されていないが、エンジェモンの進化先としては表示されている) 進化先 ベルゼブモン その他
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/137.html
第11話「緊急事態!ダイヤモンドシティへ急げ!」 ~あらすじ~ レオルモンをうしない、かなり危険な状態におかされていたのこりの2匹。そこにグラウモンが現れ、ギガドラモンをたおすのであった。 「そんなにボクを殺したいのかい?」 「ああ、とうぜんだ!」 「でも仲間がいるからDH体は増え続けるよ!」 「なんだと!!!」 「ハハハ!話している間に仲間が助けにきてくれたよ!」 「グレー様!」 「ここだ!進司、大地、美海、晃平!」 美海(みう)「リーダーなのになさけないわねー!」 進司(しんじ)「たおされてからデジタマに戻るように改良したから、ギガドラモン弱くなっちゃったかもねー!」 晃平(こうへい)「今度はそうならないようにしなくちゃな!」 大地(だいち)「・・・リーダー、なさけない。・・・」 「このやろう!エキゾーストフレイム!」 しかし、エキゾーストフレイムはよけられた。 進司「あぶないじゃないかー!」 「あいつ、グレーよりチビなんだな!」 晃平「グレー様!ダイヤモンドシティの攻撃準備が完了しました!」 「ダイヤモンドシティだと!いそがなければ!」 「おれの体に乗ってくれ!マックススピードでおくってやるよ!」 「ありがとう!メガログラウモン!」 メガログラウモンは、3匹を乗せると全力で走り出した。 ―ダイヤモンドシティ― ダイヤモンドシティにつくころには、レオルモンも復活していた。 「うううっ。こ、ここは?」 「ダイヤモンドシティだぜ!」 「メガログラウモン、どうしてゲートをくぐらないんだ?」 「オレみたいなはぐれデジモンはきらわれものさ。はいりたくないんだ。」 「で、でも・・・。」 ドッカーン! ボカーン! バーン! 「大爆発だ!しかも町の中央で!」 「これでもいかないというのか?」 「オレは・・・。オレはどうすればいいんだ!」 「おまえはみんなを助けれるじゃないか!」 「でも、あんな失敗をもうしたくないんだ!あのとき、オレは親父をたすけれなかった!」 「おまえは強い!だから、今度はまもれるさ!」 「そこまで言うなら・・・。よし、おまえたちを信じよう!」 「よし!行くぞ!」 4匹は町の中央へと走っていった。 ―シティ中央部― 「ひ、ひどい・・・。」 4匹はぼうぜんとたちすくんでいた。 第11話「緊急事態!ダイヤモンドシティへ急げ!」 完
https://w.atwiki.jp/redigitize/pages/104.html
リリ(エミリー・ド・ロシュフォール) [恐れおののき ひれ伏しても かまいませんわよ!] 普段はストリートファイトに明け暮れるお転婆お嬢様。 最近ネットゲーム「デジタルモンスター」にはまってしまったらしい。
https://w.atwiki.jp/redigitize/pages/44.html
データ 必殺技 スキル 進化進化条件 進化前後 その他 データ 世代 完全体 形態 火炎型 属性 ウィルス 性質 火炎・格闘 寝起き - [[トレーニング]]適正 - 好物 - 必殺技 名称 アイスファントム 威力 - 性質 - 射程 - 効果 - スキル 火炎 格闘 進化 進化条件 HP2000 攻撃300 素早さ200 賢さ200 体重30以上 戦闘勝利25以上 育成ミス15以下 スキル数30以上 内5つ 進化前後 進化元 デビモン メラモン グラウモン その他
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/53779.html
登録日:2023/04/06 Thu 16 07 32 更新日:2023/08/03 Thu 11 04 35 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 オモチャ デジタルモンスター デジモン デジモンワールド データ種 ハグルモン ブリキ ブリキモン ブリキ人形 マイナー 不遇 完全体 歯車 『ブリキモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。 数多く存在するデジモンの中でも、ドがつくマイナーな上、最不遇と言っても過言ではないデジモンである。 さて…“マイナーなデジモン”と言われると、読んでいる方は何を思い浮かべるであろうか。 漫画『Vテイマー01』に登場した人造(ゲノ)デジモンである、ヘルムモンら三体? ゲームのラスボスでありながら、未だに詳細な設定が明かされず、公式図鑑にも登録されていない(*1)クロノモンやグリムモン? カオス三将軍や、レッドやマスターブイドラモンのようなゲーム限定の色違い種? 初代シリーズの中で唯一アニメに出れていないサイクロモン先輩がメジャーに見えるほどのデジモンが、広大なデジタルワールドには存在している。 そんな中、ゲームに二度も登場した上、育成可能枠にも選ばれた経験があるのに、未だに公式から言及の無い存在…それがブリキモンなのである。 ●目次 【基本データ】 【概要】 【ブリキモンの活躍】PSソフト『デジモンワールド』 PSソフト『デジモンワールド2』 図鑑ギア『D-Spirit』 【基本データ】 世代 完全体 タイプ マシーン型(?) 属性 データ種 必殺技 不明 【概要】 足の無い、角ばった薄いグレーのブリキ人形のような姿をしたデジモン。 ただし、下部にはタイヤのようなものが4つ付いており、移動はこれで行うと思われる。 こんなナリでも完全体。 目の部分は赤いバイザーのようになっており、腹の部分からは中の歯車が見えている。 また、背面には大きなゼンマイのネジが付いている。 英語名は“Tinmon”。 “Tin”は「錫」のことであり、英語圏では鉄などに錫メッキしたものであるブリキも“Tin”と表現される。 …以上、分かっているブリキモンの全貌である。 【ブリキモンの活躍】 PSソフト『デジモンワールド』 1999年にバンダイから発売された、デジモンゲーの金字塔。 これがブリキモンの初登場である。 とはいえ、この時点ではデジモンと明言されていた訳ではなく、セリフこそあるものの「ブリキ人形」名義での登場であった。 登場場面は「おもちゃのまち」のロボットハウス。 パートナーがもんざえモンの状態で右上のブリキ人形に話しかけることで、ストーリーが進む。 「あっ、もんざえモン!復活したんダネ!」 「わ、何だろ?」 「早くワルモンザエモンをやっつけてよ!みんな動かなくなっちゃってサ!早く早く!」 「ちょ、ちょっと待って!こいつはおまえの知ってるもんざえモンとはちがうんだよ。」 「え?困ったナ。でももんざえモンでショ?」 「まあ…もんざえモンであることはまちがいないけどね。」 「じゃあ、たのむヨ。ワルモンザエモンっていう、ワルーーーーーーーーーいやつが、ボクの仲間をさらっていったんだ。」 「あいつをやっつけられるのは、たぶんもんざえモンしかいないヨ!」 「んむむ。それは見逃すわけにはいかないな。よーし、そいつはどこにいるんだ?」 「となりの家にいるヨ。トビラのふういんをとくから、行ってみてヨ。」 「そっか、OK。助けてやるからな!」 依頼通りにワルもんざえモンを撃破すると「はぐるま」が入手できる。 それを持ってロボットハウスに戻ると、ファイル島に過去にあった出来事を教えてもらえる。 また、ぬいぐるみを貰えるので、もんざえモンが街に参加することになる。 「あっ、おかえりハグルモン!」 「ハグルモン?!」 「何だ何だ?!」 「昔むかしのお話だよ」 「悪いやつがどこか遠くから」 「この島へやってきたよ」 「悪いやつはデジモン達に言ったよ」 「この島は俺のものだ」 「島のデジモンたちはわるいやつに」 「それはちがう」 「この島はみんなのものだと」 「たたかいをいどんだよ」 「すべてのデジモンの協力で」 「悪いやつはこらしめられたよ」 「でも悪いやつは」 「今に見ていろと」 「どこかへいっちゃったよ」 「昔むかしのお話だよ」 「ふえ~何か楽しい気分に…おっと違う!」 「今の歌の話って、この島の昔話だよな。昔、悪いやつをデジモンがやっつけたっていう…」 「ふーむ…悪いやつ…いったい何者だろう?」 「助けてくれてありがとうナノ。これはお礼ダヨ。」 ちなみに、上述の会話から分かるように、中の歯車はハグルモン。 (アニメなどではそうは見えないが)「ハグルモン自体は自我を持っていない」と公式設定ではされているため、特に問題はない。 つまり、最初はハグルモンの方が付属物、つまり、オクタモンに対するフジツモンのような存在であったのである。 …が、今となってはハグルモンは亜種のソーラーモンやX抗体も手に入れた上に、コハグルモンという更に付属デジモンすら手に入れてしまった。 憐れブリキモン、もといブリキ人形。 PSソフト『デジモンワールド2』 デジモンワールドシリーズの二作目。 本作で、育成可能枠になったのに加え「ブリキモン」という名も与えられた。 進化元はクロックモン、もしくはタンクモン。 進化先はボルトモン。 特にクロックモンは初代デジワーで共に、明確にデジモンかそうでないのか分からない存在、という繋がりのある仲間である。 本作で設定された必殺技は『アンティマジック』。 しかし、これは「味方全体の毒、マヒ、混乱を治す効果」という補助技。 成熟期のグルルモンらも『アンティドウテ』のようなモロに英語の技を与えられていた そのため、この技もそれに類するものと思われるので、これがブリキモン種特有の技である可能性は低い…のだが。 オマケに、ストーリー上での出番はない(*2) 図鑑ギア『D-Spirit』 アニメ『デジモンフロンティア』も終わりを迎える2003年に、バンダイアジアがアジア・オセアニア地域向けに発売した玩具。(日本は除く) 「デジモンアナライザー」や「ディーターミナル」の流れを汲む玩具だと思えばいい。 図鑑で確認できる収録デジモンは500体オーバー。 その中に、ブリキモンの姿も確認できたのであった。 しかも、このためだけに作成された(と思われる)ドット絵まで引っ提げて!! 公式はブリキモンを忘れていなかったのだ!! 余談だが、この際の必殺技は『アンティマジック』が設定されている。 …しかし、時は流れて2023年。 最後に、ブリキモンの姿が確認されてから20年以上の月日が流れた。 しかし、20年以上経ってもデジワー版のゴーレモンが(名前こそ出なかったものの)アニメに初登場したり、 急にデジワー3のラスボスであるラグナモンが公式図鑑に掲載されたりした事実もある。 ブリキモンも希望を捨てずに待ちたいものである。 また、2020年7月発売の『デジモンカードゲーム』ブースターパック第2弾のトイアグモンのカード(Bt2-055)の背景に飛んでいる(?)ブリキモンが描かれているのが確認できる。 ただ、その場所というのがフロッピーディスクやVHS内蔵のブラウン管テレビなどの前時代的な遺物が溢れるゴミの山…。 公認のイラストレーターの中にもブリキモンの事を覚えている方がいるのは嬉しい限りではあるが、場所があまりにも不穏。 しかし、前述したように決してそこに埋もれている訳ではない。 このイラストは、そんな過去からブリキモンが現代に飛び出してくることを暗示している……のだといいなぁ。 ちなみに余談だが、同カードゲームにはクロスウォーズ出身ながらデジモン図鑑に登録されてない「キングホエーモン」がカード化されていたりする。 また初代デジモンワールドを意識したカードがいくつか収録されたテーマパックもあるため、ブリキモンにもひょっとしたら希望はある……かも。 追記・修正はブリキモンの止まった刻の歯車が動き始めたらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゲームに参戦してるのに、デジモン図鑑に載ってないのってこいつだけ? -- 名無しさん (2023-04-06 17 03 40) 「ゲームに参戦」を「自キャラとして使用可能」という意味に解釈すると、項目内でもチラッと触れてるクロノモンHMとその系譜(ヒョコモン、ブライモン、ブテンモン)辺りもかな。デジワー版ゴーレモンも『デジタルカードバトル』では使用カードの一枚だったから、ある意味では自キャラかもしれない -- 名無しさん (2023-04-06 17 13 40) ↑回答ありがとうございます。そうです。プレイアブルキャラって意味です。 -- 1コメント (2023-04-06 17 19 20) デジモンカードゲームのブースターパック第2弾(2020年7月22日発売)のトイアグモンのカードのイラストの背景にいる。 -- 名無しさん (2023-04-06 22 50 37) 情報ありがとうございます。実物確認して追記してみました -- 名無しさん (2023-04-07 09 48 02) ラグナモンの図鑑掲載とほぼ同時期に新カードゲームに収録されたからゴーストゲームが終わった今、カードで登場と同時に図鑑に掲載されそうな気がする -- 名無しさん (2023-04-08 12 16 01) あれってデジモンだったの!? -- 名無しさん (2023-04-08 23 02 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/165.html
そんな訳の分からない状況の中、リヴァイアモンがついにキレた。 「お前いい加減・・・!」 リヴァイアモンは尾を大きく振り上げルーチェモンを突き刺そうとした。 しかしルーチェモンはそれを見ず、しかも片手で簡単になぎ払った。 「『真面目にやれ』・・・とでもいいたいのですか、リヴァイアモン?」 神楽はその時のル-チェモンの目を見てしまった。 リヴァイアモンと同じ目だった。 「私はいつだって真面目ですよ・・・?」 そしてルーチェモンは優しく微笑んだ・・・。 第三十二話 「んで、お前は何しに?別に出てこなくったっていいだろ、この女たらしが」 リヴァイアモンが後ろ足で頭の後ろをポリポリかきながら言った。 いままで無視してきたリヴァイアモンに、ルーチェモンが振り向いた。 ちょうど、「女たらし」と言ったと同時に。 「女たらしとは人聞きが悪いではないですか。まあ、それはひとまず置いておいて・・・。 ベルフェモンがもうそろそろ目覚めるらしいですよ。バルバモンから伝言です。それともう一つ・・・。その男どもと美しい女性を連れてこいと。」 一同は黙っていた。 ここで攻撃しても無駄だと分かっていたからだ。 「もうすぐってなんだよ、もうすぐって。バルバモンなら正確にわかるだろ?なんか“がらくた”作ってたじゃねぇか。」 「ええ。私が向こうを出たとき『10分前』でしたから、今『7分前』ぐらいでしょう。」 ゲンナイは目を大きく見開いた。 「そりゃぁ随分急だな。連れてこいと言うことは、ベルフェモン直々になにかあるんだろ?」 「多分そうですね。ではみなさ・・・」 「貴様等・・・」 ルーチェモンの言葉を切ったのはゲンナイだった。 「貴様等・・・今、ベルフェモンと言ったな・・・?ベルフェモンが目覚めるのか?!」ルーチェモンはゲンナイの方を向く。 「ほう、こんなお爺さんがいるなんて気づきませんでしたよ・・・。」 ルーチェモンはわざとらしく微笑む。 するとリヴァイアモンがにやける。 「私が連れてくるように命じられたのは、子ども達とそのパートナー・・・。棺桶に片足つっこんでいる奴を連れてこいとは聞いてませんが・・・?」 ルーチェモンは準備体操をするかのように、手を握ったり、開いたりした。 そしてリヴァイアモンが 「そうだな・・・俺も此奴と遊ぶのあきたから・・・」 「あなたの事だからどうせまた遊びたくなりますよ。」 いやな空気が流れた。 ゲンナイ、シェンロンモン、ハクリュウモンは身構えた。 「リヴァイアモン、散々遊んだのだから、男どもとお嬢さん方をお願いします。私は此奴等を。」 リヴァイアモンは遊べない事に一瞬不満をもったらしいが「どうせ俺が遊んだってすぐに死ぬ」と思い、あっさり譲った。 「ほれ、行くぞ。」 リヴァイアモンは尾を器用に使って一同を無理矢理連行した。 「ゲンナイさん!!」 「ゲンナイのじいさん!!」 「師匠!!」 ゲンナイ達は一同の声に気づき振り向いた。 そしてそっとほほえみ、言った。 「お前達だけでも生きのびてくれ。」 「ゲンナイイのじいさ・・」 「早く行け!!」 ハクリュウモンの一言に、辺りはしーんとなった。 「俺たちは大丈夫だ!早く行け!」 それにつづいてシェンロンモンも 「そうだよ!ここは僕達で何とかするから・・・!!」 「でも・・・!!」 神楽が反論する。 ゲンナイさんと分かれたくない! ハクリュウモンと別れたくない! シェンロンモンと分かれたくない! もう二度と会えなくなるかもしれない。 気づけば神楽の頬には涙が走っていた。 でもゲンナイ、ハクリュウモン、シェンロンモンは微笑んでいた。 「僕達はね、君達に生きてほしいんだよ。」 シェンロンモンの言葉に、ハクリュウモンは相づちをうつ。 「神楽、ギアモン、隆、アダーモン、美香、アンナモン、翼、タマモン・・・・。」 ゲンナイが一人一人の顔を見て順に言う。 リヴァイアモンは壁にあったおおきな扉を開いた。 ギィィィィィィ・・・という音が響き渡る。 一同が扉の向こう側に渡ると、自動的に扉が閉まろうとした。 「「「生きろよ」」」 ガタン。 扉は完全に閉まった。 「うわあああぁぁぁああぁぁああぁあああ!!!」 「ゲンナイのじいさん!師匠!師匠ォォォォ!!」 みんな扉を叩いた。 開かないと分かっていても力を振り絞り、扉を押す者もいた。 届かないと分かっていても、声を絞り出す者もいた―。 リヴァイアモンはそんな様子の子ども達を決して止めなかった。 リヴァイアモンは自分自身でもなぜ止めないか分からなかった。 子ども達の行動に、心を打たれたのかもしれない。 単に、出来ない事をやろうとする子ども達にあきれていたのかもしれない。 仲間を思う子ども達がまぶしすぎて、見ていられなかったのかもしれない。 「ちくしょおおぉぉおおぉおおおお!!」 ギアモンが最後に一発、扉を殴った。 ドオオオオォォォォォォォンンン・・・・・・と重たそうな音がした。 その音がみんなを静めた。 ここでこんな事をしていても、何にもならない。 「・・・・・・歩こう・・・。」 神楽が言った。 「・・・歩こう・・・歩こうよ・・・。前に進もう・・・。」 その声はいつもより少低く、小さかった。 でもみんなには十分な声の大きさだった。 「そうだな・・・。」 ギアモンが返事をし、歩き出した。 大きな扉は完全に閉まってしまった。 「これでもう逃げられませんね。」 ルーチェモンの声はどこか楽しそうで、それがまたゲンナイ達に恐怖を覚えさせた。 「最初から・・・逃げる気なんかねぇ・・・!」 ハクリュウモンがルーチェモンを睨みながら答えた。 「ほう・・・。これは失礼。それにしても勇敢ですね。それが言葉だけで無ければ良いのですが。」 「貴様ぁぁああ!!」 ハクリュウモンが飛びかかろうとする。 「やめろ!ハクリュウモン!」 シェンロンモンはハクリュウモンの尻尾を引き、止めた。 「怒りに我を忘れましたか・・・。そのようじゃ私には勝てませんね。」 ハクリュウモンは怒りをグッとこらえる。 「ハクリュウモン、シェンロンモン・・・いくぞ・・・。」 ゲンナイは2匹に一声かける 「うん。」 「おう。」 ゲンナイはポケットから2つのデジヴァイスを取り出した。 「!」 ルーチェモンは少し驚いたものの、すぐに呼吸を整えた。 「そうでしたか・・・。あなたも“選ばれた子ども”だったのですね?」 「ああ・・・かつて・・・“鏡花”と一緒にな・・・!」 デジヴァイスが光り出す! 「「ハクリュウモン・シェンロンモン、ジョグレス進化!!」」 オウルドラモン!! ~オウルドラモン~ 究極体、属性不明のワクチン種。 金色の鎧に身を包み、クロンデジゾイドメタルもを砕く爪を持つと言われている。 ロイヤルナイツを超えるデジモンとも言われているが、何千年も姿を現さないため、伝説上のデジモンと言われてきた。 必殺技は天より受け継がれし聖なる光で敵を貫く「ギガライト・ヘブンズ」と、自らの形と同様のものを光の粒子を集め、圧縮して相手に攻撃する「ライトニングシャドウ」だ。 「ま・・・まさか・・・!!オウルドラモンが・・・!オウルドラモンは伝説上のデジモンのはず・・・!」 ゲンナイがそれを聞いてクククと笑う。 「それはな、わし等の事だ・・・。以前・・・まだわしが若かったころ、現在の世界を変えるために、過去に行ったんじゃよ・・・。その時に伝説を作ってしまった、と言う事じゃ・・・。」 「ならば何故最初からその“姿”を出さなかったのですか?!」 「それはな、この“姿”を一度出してしまうと、何十年も力をためなくてはならない・・・。しかしリヴァイアモンの時はあと少しのところで力がたまっておらんかったし、あそこで普通に戦ってしまったら、さらにまた力をためんといけなくなるからな・・・。」 オウルドラモンが構える。 「ふふふ・・・なるほど・・・。これなら楽しく戦えそうです!」 ルーチェモンは素早くオウルドラモンの後ろにまわりこむ。 オウルドラモンは後ろを取られまいと、サッと後ろを振り向くと同時に尾でルーチェモンを攻撃した。 が、それが凶と出た。 ルーチェモンは笑っていたのだ。 「伝説のデジモンといえど、単純ですね。どんなものか試してみましたが・・・こんな手でひっかかってくれるとは・・・。」 「しまった!」 ルーチェモンは勢いのついた尾をしゃがんでかわした。 そしてがら空きの足に思いっきり蹴りをいれた。 「うおっ?!」 オウルドラモンはバランスを崩した。 「パラダイスロスト!」 そこのしたにルーチェモンが潜りこみ、巴投げのようにしてオウルドラモンを蹴り上げた! オウルドラモンは空中に舞い上がったが、すぐに体制を立て直した。 「あんの野郎!」 オウルドラモンはルーチェモンに一発食らわしてやろうと下を見る。 が、そこにはルーチェモンの姿は無かった。 「?!」 「私ならここですよ?」 後ろにいた。 ルーチェモンはオウルドラモンの首に思い切りかかと下ろしを食らわした。 大きさの差はかなりあるはずなのに、オウルドラモンはものすごいスピードで落下した。ドウウウウウゥゥゥゥゥゥゥンンンン・・・・・・ オウルドラモンが地面にめり込む。 「困りますね、弱すぎます。それが伝説のデジモンの実力ですか?」 ルーチェモンは完全にオウルドラモンを見下していた。
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/206.html
孝治は翌朝、スーツェーモンから呼び出しを受けたため、オブサーバー室に向かった。 「緊急のクエストとは…一体なんだ?」 「現在、旱砂漠の遺跡にて、長年封印されていたファラオモンが復活しようとしている。そのファラオモンは以前大量のデジモンを拷問してきた。そして、その力の大きさ故、倒すことが出来なかったため封印された」 「除去すればいいんだな?二度と、同じことが繰り返されぬように…」 「その通り。他のユニオンからも優秀なテイマーが集まっている。ブロンズテイマーで緊急クエストを申しだされたのはこれが初だ。くれぐれも無茶だけはするな」 「……わかった」 孝治はすぐにポータルへと向かった。 禁じられた地、旱砂漠へと向かうべく…。 Evolve12『復活! 遺跡の王ファラオモン』 そして、その旱砂漠へと辿り着いた。 「ここが…旱砂漠…。この暑さ、普通じゃない…」 数秒ほど立っているだけなのに、もう汗がダラダラと流れてきた。 「早く終わらせた方がいいな…。グリムモン、D-サポートの中はどうだ?」 「駄目だ…この中もかなりヤバイ…」 どうやら、この地は全てを狂わせるらしい。 孝治は急いで言われた遺跡の中へと入っていった。 あまりの暑さにピラミッドのような形だというのも気付かず。 中は外よりかはまだマシだったが、それでも暑さは異常なもの。 「グリムモン、さっきよりどうだ?」 「あぁ…さっきよりマシだ。この中のクーラー装置も復活している」 「D-サポートが作動する温度は最大で約45度以下か…」 孝治は暗くなってきたので、D-サポートのライトシステムを使って歩きやすくした。 歩いている内に、何かが歩いてくる音に気が付いた。 孝治はすぐに右に向かう通路の壁際に隠れて、その様子を伺った。 そして、歩いてきたものは、包帯を体中に巻きつけた、銃を持ったデジモンだった。 ~データ解析~ マミーモン 世代:完全体 種族:アンデッド型 属性:ウィルス種 詳細:全身を包帯で包んだミイラのようなデジモン。愛用の銃『オベリスク』で敵を討つ。『ネクロマンサー』の異名を持つ。 必殺技:ネクロフォビア、スネークバンデージ 「どうする?どうやって奥へ進む?」 グリムモンが密に孝治に聞いた。 「…スーツェーモンの話を聞く限り、ファラオモンの強さが今まで戦ったどんな奴よりも上だという事が分かる。無駄な戦いは避けたい…」 孝治はグリムモンにそういうと、別のルートから回った。 しかし、何処に行ってもマミーモンがぞろぞろと歩いている。 そして、遂に孝治は気付いた。 「まさか…!俺は奴等と戦いたくないがために、ファラオモンに近づけないのか!?」 「どういうことだ!?」 「俺が今まで奴等を避けてここまで来たが…ここは、さっき初めてマミーモンに出くわした場所だ」 「つまり、グルグル回ってた訳か…」 孝治はマミーモンと戦うことを決意した。 「そういうことだ…あまり力を使うなよ?『グリムモン!リアライズ!』」 グリムモンが実体化された。 「力を最小限に利用し尚且つ一瞬でケリをつけろってか?出来ないこともないが…難しい…」 「つべこべ言わずに行け!」 孝治はグリムモンを押した。 「うわっと!!」 そして、マミーモンの視界に入ってしまった。 マミーモンがグリムモンを睨んでいる。 「ハ、ハロ~…」 「…『ネクロフォビア!!』」 銃から攻撃が放たれた。 『コールヤンマ!!』 そして、最小限のパワーでデリートすることに成功した。 『データスキャニング!!』 孝治は念の為、マミーモンのデータをロードした。 「この中にどうやらいるみたいだな…ファラオモンが…」 「早く行こうぜ!暑くて死にそうだ…」 そして、彼等は中へと入っていった。 すると、大部屋に中心で、黄金の棺桶がゆっくりと開いている。 「まさか…あの中にファラオモンが…?グリムモン!貫通力の高い攻撃を!」 『コールバード!!』 しかし、棺桶を貫通するどころか、弾かれてしまった。 「何!?俺のコールバードを…」 そして、棺桶が完全に開いた。 中から黄金のデジモンが出てきた。 「あらら…出てきた…」 グリムモンがショックを受けたような顔で言った。 「ふぅ~…漸く復活できた…」 ファラオモンは孝治とグリムモンの存在に気付いた。 「貴様らか…我が復活を妨げようとしたものは…」 ~データ解析~ ファラオモン 世代:究極体 種族:魔人型 属性:ウィルス種 詳細:古代デジタルワールドで絶対的な権力を持っていたとされるデジモン。棺桶の蓋は稀に盾として使う。 必殺技:ネクロミスト、トゥト・アンク・ラィル 「グリムモン!かなり強いぞ…コイツ!」 「あぁ…分かってる!」 「ハァアアアア!!我が力よ!灼熱の『バーンストライク!!』」 グリムモンと孝治の足元に赤い魔方陣が描かれた。 「ッ!?まずい!グリムモン!その魔方陣から離れろ!!」 グリムモンと孝治は素早くその魔方陣の範囲から外れた。 その魔方陣から炎が吹き出たのだ。 「殺戮の『イービルスピア!!』」 グリムモンと孝治はなんとも無いと思った。 しかし、次の瞬間…。 「グアァァァァァァァ!!」 「孝治!グウォァァァァァァァ!!」 彼らの体に、鋭い槍で無数に突付かれる様な激痛を感じた。 「フッフッフ…絶対的権力を持つ私に抵抗してくるとは…」 孝治とグリムモンは立ち上がった。 「クッ!…どうやら…力は本物らしいな…」 孝治がグリムモンに言った。 「あぁ…だが、この程度で終わらせるか!『コールバード!!』」 グリムモンは左手の碇を飛ばした。 しかし、いつもなら体を貫いているが、ファラオモンは左手の棺桶の蓋でそれを弾いた。 「何!?」 「殺戮の『イービルスピア!!』」 「走れ!グリムモン!!」 孝治とグリムモンはファラオモンに向かって走り出した。 「灼熱の『バーンストライク!!』」 孝治とグリムモンは手前に転がることで、ギリギリでバーンストライクを避けた。 しかし…。 「殺戮の『イービルスピア!!』」 イービルスピアが彼等を再び襲う。 「「ウアァァァァァァァァァァァァ!!」」 「灼熱の『バーンストライク!!』」 ダウンした彼等に下から炎が襲い掛かった。 「「グアァァァァァァァァァァ!!」」 「フハハハハハハハハ!!この私に…勝てるわけがなぁ~い!!」 果たして、孝治とグリムモンは圧倒的な力を持つファラオモンを前に勝利を手にすることは出来るのだろうか。